新婚・共働き夫婦に伝えたい「すれ違い」を減らすコツ

最近喧嘩が増えてきたかも、、、?

そんなふうに感じている夫婦はいないでしょうか?

我が家も結婚してから数年が経ちましたが、恋人期間では起きなかった小さな喧嘩が度々起きる時期がありました。

お互いに忙しいと原因を探すこともできず、どんどんと積み重なっていくものです。

ずばり、喧嘩が起きるのはお互いの意見の不一致、すれ違いが原因のことがほとんどです。

「恋人時代はうまくいっていたのに夫婦になってからいまいち、、」という夫婦やこれから結婚するカップルのためにも、我が家の過ちからの学びを公開します。

とにかく密なコミュニケーションを!

配偶者は最も近い他人であることを意識する

ほとんどのすれ違いはこの意識を明確に持つことで解消できると思っています。根本はここです。

共働きだとどうしても平日は自分の仕事で頭がいっぱいになってしまい、家のことを考える余裕が少なくなっていませんか?

我が家も初めは知らず知らずのうちにどちらかの負担が増えていく、、そしてある日喧嘩が起きるという状態でした。

「なんでこんなにすれ違うんだろう、、」と考えたときに「一緒の家で暮らし、距離感が近いがために、無意識に相手に自分や家庭の状況について自分と同じ感覚を共有している」と思い込んでいることに気がつきました。

そうすると些細なことで「二人のことなのになんで自分ばかり、、」と感じるようになります。

どれだけ近くにいても自分と配偶者は他人です

言葉にしないと思い通りの行動はしてもらえません。

そして、恋人のときほど相手の行動に寛容にはなれません。

「言わなくてもわかるだろう」、「それぐらい察して」と思うこともあると思いますが、言葉に出して伝えていくことが大事です。

恋人期間は加点方式で気持ちが高まっていきますが、夫婦は減点方式になることがほとんどです。

生活する上でのルールを決める

これは「非認知能力の育て方」という本がきっかけで実践するようになりました。

もともとは家庭での教育についての本なのですが、「家庭内で守るルールを一人一人が決める」ということが語られていて、良い方法だなと思ったため実践しています。

ただ、我が家で導入した理由は本の中で語られていた理由とは全く異なりますし、本自体が良い内容でしたのでぜひ一度本を読んで見てもらいたいです。

仕事でもないのに明確なルールなんて必要ない、家でくらいはルールなんて気にせずリラックスしたいと思う方が多いのではないでしょうか?

夫婦なんだから何かあったら都度話し合えばそれでいい、と思うかも知れません。

もう一度言います。

どれだけ近くにいても自分と配偶者は他人です。恋人のときほど相手の行動に寛容にはなれません。

我が家はお金の価値観や食事の嗜好で不一致を感じることはほとんどないのですが、私があまり物を持たないため、共用スペースに物が増えてくるとストレスに感じていました。

一方で、妻は私がお酒を飲んだ後にリビングで寝ることがあることに不満を感じていたようです。

そこで二人で話し合って、一緒に暮らす上で絶対に守って欲しいルールをお互いに2つずつ決めて生活をするようにしました。

あまりにたくさんあっても守れなくなりますし、これが守られるのであれば後はある程度妥協できる!というものに絞って決めてみてください。

すべてのすれ違いを解消するのは現実的じゃないので、それぞれが最もストレスに感じることを理解し、それだけは避けることで生活が楽になります。

そして自分が最もストレスに感じることだけは相手が守ってくれている状況になるので、些細な不満にはかなり寛容になれます(笑)。

良かったアプリ2選

「夫と妻は他人」ということで、今最も使っているのはお互いの情報を共有するアプリです。

その中でもずっと使い続けている2つを紹介します。

仕事と同様、夫婦でも密な情報共有が必須です。

仕事と同じレベルの情報共有ができればすれ違いは起きません。起きても笑えます。

お互いの予定を共有する(TimeTree)

今はいろいろなアプリで出来ますし、Googleカレンダーの共有機能でもいいかもしれません。

我が家はTimeTreeを使っています。

TimeTree(タイムツリー)|予定の共有と相談がおどろくほど簡単にできるコミュニケーションアプリ
TimeTreeは、予定の共有と相談がおどろくほど簡単にできるコミュニケーションアプリです。家族、カップル、サークル、バイトなどさまざまなグループでスケジュールを共有できます。もちろん共有せずにプライベートでも。

例えば我が家はTimeTreeで以下の予定を共有しています。

  • 夫婦の予定(例:ゴミ出しの日、宅配便の受取、一緒に何かをしたい日、など)
  • 仕事の予定(シフトや勤務時間、出張予定、など)
  • プライベートの予定(例:美容院、飲み会、など)

どこまで共有するかは色々な考え方があると思いますが、うちはお互い全ての予定を共有しています。

共有していない予定があったとしても当日それは発生するわけで、一緒に暮らしていればわかることなのであえて予定表をふせる必要もない、と考えています(むしろ当日まで相手が把握できていないことのほうがトラブルの種になりやすい、、?)

最低限、夫婦の予定は共有すべきだと思っています。

相手と自分が同じことを同じように把握できているとは限りません。

我が家の場合は仕事の予定の共有も助かっています。

妻はシフト制勤務で生活パターンが不規則で、私も決まった就業時間がありません。

残業は日によって波があるため、お互い毎日違う時間帯に帰宅することがほとんどです。

ひどい時は起きている時間帯に顔を合わせない、、なんて週もあります。

そんな状態でも相手に直接確認することなく予定を把握でき、先に帰宅する方がわかるので代わりにやっておいてほしいことを頼むこともできます(買い出しとか、洗濯物の取り込みとか、、)。

プライベートの予定も、うっかり相手の予定を忘れるということがなくなるのでオススメです。

意外と人は自分以外の予定を正確には把握できていません。

二人に関わる情報は些細なことまで共有する(Trello)

予定の共有に加えて、ToDoリストを使った情報共有もオススメです。

我が家はTrelloを使っています。Trelloではリストとカードの2つを組み合わせてToDoリストを作成することができます。

どこにいてもチームのプロジェクトを管理 | Trello
Trello は究極のプロジェクト管理ツールです。ボードを瞬時に起動して面倒なタスクを自動化し、モバイルさえも含むあらゆる場所でコラボレーションできます。

このアプリでは主に以下のような情報を共有しています。

  • やらなければいけないこと(ToDo)
  • 買わなければいけないもの
  • やりたいこと
  • 欲しいもの
  • ただのメモ書き(家具のサイズや窓の大きさ、食べたいもの、などなんでも)

やらなければいけないことはTimeTreeに書くこともありますが、明確な日付が決まっていないものはTrelloにメモしています。

うちは日用品は定期的に楽天市場でまとめ買いしているため、なくなりそうな物があれば気付いた方がすぐに書いておくようにしています。

また、意外といいのが「やりたいこと」や「欲しいもの」をリスト化しておくことです。

「やりたいこと」リストは、やることがないなぁ、なんていう休日に使えたりします。

「欲しいもの」リストにずっと入ったままのものは「実はいらないもの」なんだな、ということに気づけたりもします。

ただのメモ書きはTrelloで管理する必要もないのですが、大抵20字程度のメモしか取らないので別のサービスを使用するほどでもないのでTrelloにまとめて管理しています。

Trelloのカードの使い方は人それぞれだと思いますが、我が家でうまく運用できている形は「カードを付箋のように使う」という方法です。

例えば次回スーパーに買い物に行ったときに買いたいものがあったとして、「やらなければいけないこと」リストの中に「買うべきもの」カードを作り、カードの中でチェックリストを作る、という方法でも管理できるのですが、そうではなく、「次回スーパーで買うもの」というリストを作ってしまい、買うべきものをカードとしてリスト内に配置しています。

そして買い物が終わったらリストごとアーカイブして表示されないようにしています。

こうすることでTrello内の操作が減りますし、アプリを起動してすぐに「あぁ買うものあったな」と気づきやすくなります。

また自分が作ったカードに対して妻が行った追記や変更は見落としがちなため、1つのカード内に情報を集約しすぎないことでそういったミスが減りました。

もちろん常にそうしているわけではなく内容にもよって使い分けていますし、各家庭でしっくり来るやり方は異なると思うのでいろいろ試してみるのが良いと思います。

おわりに

たくさん書きましたが、要約すると「独りよがりに生活をしない」に尽きると思います。

そのために相手と密にコミュニケーションを取る必要があり、直接コミュニケーションを取る機会が少ない忙しい共働き夫婦であれば色々なアプリを使ってみるのも手だと思います。

結婚しない人も多い中、結婚したいと思うほど好きな相手を見つけられたのであれば最後の最後まで仲良くいたいですよね。

我が家もまだまだ先は長いですが、楽しく過ごしていきたいなぁと思います。

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