ずっとコードレス掃除機が気になっていたのですが、もともとあまり掃除をする方ではないのにいきなりお高い製品は掃除しなかったらもったいない、、別に今の掃除機が壊れたわけでもないのに、、と思って買えずにいました。
とにかく一度コードレス掃除機を買ってみてコードレス掃除機が気に入ったらDysonを買おう!と思って「Orage C33」というDyson風のコードレス掃除機を購入し、2ヶ月弱ほど使用したので良かったところと悪かったところをまとめてみました。
もともと使っていたのがキャニスター型の掃除機なのでそちらと比較した感想も書いています。
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私の結論:コードレス掃除機は通常の掃除機とは別の家電というくらいに便利。何を買うかは財布と相談。
- 毎日掃除する習慣がない×お金に余裕がある → Dysonやその他の高性能なコードレス掃除機
- 毎日掃除する習慣がない×お金に余裕がない → 安いコードレス掃除機
- 毎日掃除する習慣がある → 多分コードありの掃除機が幸せ
このあと色々良かった点・悪かった点を書いていますが、私の結論は上の通りです。
ものぐさで1ヶ月に1度掃除機をかけるかどうかだった私がほぼ毎日掃除機かけるようになったので、めちゃくちゃコードレス掃除機推しです。
掃除機は吸引性能が気にされがちですが、掃除機を毎日かけているようなマメな方でない限りは掃除機の性能よりも掃除の回数を増やせるように掃除機を選んだ方が良いと感じました。
1ヶ月に1度の完璧な掃除をするより、とりあえず見える範囲に髪の毛はない程度の掃除を2日に1度やるほうが部屋は綺麗です(体験談)。
もともと毎日掃除する習慣がある人だけは、すみません。私が毎日掃除をしないので推測なのですが、毎日掃除をするくらい綺麗好きなのであればコードありの掃除機のほうがやはり吸引力という点では優っていると思うので、掃除に不満が残らないと思います。
吸引力については全てのカタログスペックを比較していませんし製品の使用比較もしていないのですが、いわゆるキャニスター型の掃除機と比較した場合にはモーターをどこに搭載するかという製品構造上、大きい方がより吸引力は高いだろうなと想像しています。
ただ、「毎日掃除をする=綺麗好きで吸引力を重視する」というように考えていますが、多少完璧でなくとも手間が減る方がよいのであればコードレスに乗り換えてもいいかもしれません。
良かった点
安い!!
他社のちゃんとした?コードレス掃除機だと5万以上することも少なくないのにこちらは1万円代前半で購入できます。
お金に余裕があるわけでもないので、特に重要視していない家電については重要視した機能(この場合はコードレスなこと)だけに絞った製品で安く済ませられたのは本当に良かったです。
本体が嵩張らない
もともとキャニスター型の掃除機を使っていたのですが、キャニスター部分がない分、Orage C33は収納に使うスペースが少ないです。
掃除機を収納するスペースがあるのであれば問題ないと思いますが、1Kや1LDKの部屋の場合は特に使っていない間の掃除機置き場がもったいないので少しでもスペースを節約できる点は良かったです。
隙間時間に掃除を始められる
「コードを電源につなぐ」という1ステップがなくなることで掃除に対する心理的ハードルがめちゃくちゃ下がりました。
別に掃除が好きでもないので「コードを繋がなければいけない」→「めんどくさいからいいか」の流れになりがちだったのですが、解消されました。
とりあえず充電が残ってさえいればいきなり使い始められるので掃除に対する気持ちが萎える前に掃除を始められるようになりました。
コードの届く距離に掃除範囲を縛られない
とにかく掃除がめんどくさくなっていた理由の1つに、コードが届かない範囲は新しいコンセントに繋ぎ変えなければいけないという点がありました。
部屋や家によっては何度もコンセントを繋ぎ変えなければいけないと思いますが、コードレスであれば当然その手間はなくなります。
これが思っていた以上に便利でした。よくよく考えたらイヤホン、マウス、キーボード、どれもワイヤレスになったらびっくりするくらい快適になったので想像はできたはずなのですが、、やはり体感すると凄まじいです。
悪かった点
毛の長いカーペットに対しては少し力不足かも?
フローリングやタイル部分の掃除は全く問題ないのですが、やはり毛の長いカーペットに絡まった髪の毛はうまく吸い込めていなさそうです。
別途コロコロする粘着テープのやつで掃除しています。
ダストカップが開けづらく、ゴミ捨てがやや面倒
キャニスター型では紙パック式を使っていたのですが、Orage C33はダストカップに直接ゴミが集められる仕組みになっています。
この部分は明確にDysonとか他の高級な製品が優れている点だろうと感じました。Orage C33のはじめから付属しているダストカップは開けるのが大変です。
例えばDysonのダストカップにはスイッチがあり、それを押せばカバーが開いてゴミを捨てられますがOrage C33ではダストカップがプラスチックのツメで閉じられており、そちらを手で開ける必要があります。
キャニスター型と違って毎回ゴミ捨てが発生するのでこの少しの手間はわりと煩わしいです。
ただ、キャニスター型のときは紙パック式だったのもあり、いまいちどの程度部屋が汚れているのかわからなかったのですが、ダストカップ式だと1回の掃除で集められたゴミの量が確認できるので、掃除するモチベーションになっています。
(というよりも思っているよりも髪の毛や埃の量がすごく、軽く引いた。小学校の掃除時間のちりとり分くらいはある。)
ヘッド部分が重い
キャニスター型だとモーターはキャニスター部にありましたが、Orage C33は持ち手部分にモーターがあります。
掃除をし始めた直後はあまり気にならないのですが、5-10分ほど掃除をしているとやはり重さで手が疲れてくるのがわかります。
キャニスター型を使用していた時よりも間違いなく1回あたりの掃除時間は短くなっているのですが、キャニスター型の時には感じたことがなかったので、マイナスかなと。
ただ、これは構造上の問題だと思うので他の高性能なコードレス掃除機で解決するのかは不明です。
手軽に買えるコードレス掃除機としてはあり!
「掃除をしなければと思っているけれど掃除は面倒だ」という方がもっている掃除機がコードレス掃除機以外なのであれば、ひとまずコードレス掃除機を買ってみるのがおすすめです。
別に最高機種を買う必要もありませんし、ひとまずお手頃な値段のコードレス掃除機を買ってみて掃除習慣を身につけるところから始めてみるのはありだと思います。
お手頃価格の製品であっても思ったより実用に耐えますし、間違いなく掃除をしていない状態よりは綺麗になります(笑)
コードレス掃除機の吸引力に信用ならないんだよな〜と考えている時間がもったいないので、ひとまず試してみましょう!
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