【ラクア】共働き夫婦が食洗機を導入したらQOLが爆上がりした話。

パーシャル冷凍付きの冷蔵庫、ロボット掃除機、乾燥機能付き洗濯機、食洗機など世の中にたくさん便利家電はあるものの、どれも導入しないまま共働きを続けて4年ほど経ちました。

お互い仕事が忙しくなってきて平日は家事も回らなくなってきたので文明の力を借りようとまずは食洗機を導入しました。

結論から言うと、我が家では食洗機を導入した結果、QOLが爆上がりしました。

我が家は下のTHANKOのラクアを使っています。

なお、記事内の商品はアフィリエイトリンクを含みます。

なぜ導入して良かったのか?と言う点も踏まえつつ、大体2ヶ月くらい食洗機のある暮らしを経験したのでメリットとデメリットを整理しました。

食洗機を買う前にチェックするべきポイント

本当に必要ですか?

個人的に絶対に買うべきは共働き夫婦で朝ごはんか夜ご飯は家で食べる場合です。これは本当に買ったほうがいいです。

一方で一人暮らしの場合はいらないのでは?と思います。

なぜ一人暮らしではお薦めできないか?というと、「洗い物の量が少ない」、「キッチンが狭い」、「そもそも外食が多い」という場合が多く、そうなると食洗機を導入したことでのデメリットの影響が大きすぎるからです。

食洗機は小型のふりをした大型家電なので、これがないともう限界!耐えられない!くらいのモチベーションで買うべき商品だと思っています。

なので、以下の紹介でもあえてネガティブな面をたくさん紹介した後にポジティブな面を紹介しています。

思ったより大きいので設置場所の確認は必須

大抵の食洗機は40cm*40cm*40cmくらいの大きさです。

設置時に本体周りに確保する推奨スペースも含めると50cm*50cm*50cmくらいは必要です。

ニトリのカラーボックスが幅40cm*奥行き30cm程度なので、カラーボックスに乗り切らない大きさです。これ、思ったよりも大きくないですか?

キッチン家電で例えると、電子レンジと似たようなサイズ感です。

追加でこのスペースを確保できるか、と言う部分が1つ事前の検討ポイントになります。

経験上一人暮らしのキッチンの場合、そもそも追加でこのスペースを確保できるようなキッチン周辺環境になっていないことが多い気がします。

スペースを確保するのが難しいけれどどうしても欲しいという場合には、スリムサイズの食洗機もあるので、こういう商品を検討してもいいかもしれません。

水道直結は工事が必要になる場合がある

食器を洗うには当然「水」が必要で、水の供給のためにはキッチンの水栓から水を引く必要があります。初めから食洗機が使用できるような部屋であればいいですが、大体は追加で水栓工事が必要となるので食洗機を買うだけでは使用することができません。

賃貸だと工事が必要なのであれば管理会社や貸主への確認が必要となりますし、数年後に引き払う時の対応を考えるとやや面倒な部分かなと思います。

初めから食洗機がついている部屋を契約する、又は使用できるように工事を依頼するという手間をかけないのであれば水道からの給水が不要なタンク式の食洗機のみしか検討できないので、それで満足できるのか?と言う点も重要です。

購入後に感じたデメリット

タンク式だと水を毎回入れるのは少し面倒

我が家は設置場所の都合と水栓工事の面倒を避けるために、水道と直結しなくてもよい食洗機を購入しました。その場合、使用前に自分で水を入れる必要がありますし、排水をうけるバケツを準備する必要があります。(排水はキッチン周りに設置できるのであればシンクに直接排水で良いですが。)

我が家で使用している食洗機はTHANKOのラクアなのですが、5Lの水を給水する必要があるので付属の給水ボトルで3回ほど水汲みが発生します(水道に繋げて給水することも可能です)。

(機種によっては)乾燥機能だけでは乾かない

機種によると思いますが、乾燥機能だけで乾く機種と乾かない機種があります。実家ではビルトインの食洗機を使用しているのですが、そちらは乾燥機能を利用するとおおよそ乾きます。

が、我が家で使用している食洗機は完全には乾きません。例えば茶碗の底の溝の部分など、水が溜まる部分は乾燥機能だけではまず乾かないです。

完全に乾かそうと思うと、乾燥が終わった後(洗浄1時間、乾燥1時間の計2時間後)にざっと中の籠を揺らして水切りして、扉を開けておく必要があります。

そうしないと庫内に湿気が篭り続けるので気になる人は気になるかも?と思います。

食器洗いの負担がゼロにはならない

食洗機に入れる前に予洗い(食材の残りやひどい油汚れを取り除く)が発生したり、食洗機に入らないサイズのフライパンの洗い物が発生するので手洗いがゼロにはならないです。

ただ、温水で軽く流す程度で洗剤も使わなくて大丈夫なので負担は減ります。

購入後に感じたメリット

高温洗浄で綺麗に洗える

正直食洗機の洗浄力はかなり疑っていたのですが、我が家では明らかに手洗いの時よりも綺麗に洗えています。

もちろんこびりついた汚れはなかなか落ちづらいこともありますが、たいていの油汚れやご飯粒などは綺麗に落とせています。

通常の手洗いだと40℃くらいの水で洗っているところ、ラクアだと洗浄は55℃、すすぎは68℃と高温なことも大きいのかなとおもっています。

また、手洗いのときはスポンジ自体の汚れも気になっていたのですが、食洗機だと気にしなくていいのも個人的に良いポイントでした。

食器洗いがどちらかの家事ではなくなる

食器洗いをするタイミングを思い浮かべて欲しいのですが、当然食器が使い終わったタイミングですよね?朝であれば出勤準備を進めている最中、夜であればご飯を食べ終わってくつろいでいる最中です。

そんな中、自分だけが「食器を洗う」という一手間をしなければならないのは、少しだけストレスを感じませんか?

1回1回のストレスはたいしたことはないのですが、それこそ自分が忙しくて疲れている時期や余裕のない時期には普段我慢できていることやそこまで気にしないことでもふとイラッとしてしまいます。

別にどちらに負担が偏っていると言う場合でなくても、日々の疲れや別のことでの不満がきっかけでなぜか言い争いになってしまう、と言うこと自体が今考えてもかなりもったいなかったと思います。

食洗機を導入してからはお互い自分の使った食器を食洗機に入れるだけになったことでどちらかが負担しなければならない家事という位置づけからは外れ、家事の負担を減らすことできたと感じています。

ラクアの商品レビュー

最終的に我が家はTHANKOのラクアを購入して使用しているので商品紹介をしたいと思います。

庫内の容量

例えば庫内に食器類をいれると以下のような感じです。

朝食に使用したプレート、昼ごはんのお弁当の器、夕食に使用した食器類などをまとめて夕食後に洗っています。2人分であれば1日1回の洗浄でギリギリ間に合っていますが、夜ご飯の準備に使用した調理器具などは入りきらないこともあります。

その場合は翌日の朝に朝食に使用した食器と合わせて出勤前に食洗機で洗っています。

大体毎日これくらいの食器類を洗っています。並べ方の最適解がわからないのですが、ちゃんと並べればもう少し入れることができそうです。

庫内の上には箸やしゃもじ、ナイフ等の小物がおけるスペースもあります。

扉の内側には洗剤を入れるスペースがあります。我が家は毎回洗剤を計り入れるのが面倒で、タブレット型の食洗機用洗剤を使用しています。

ちょうどセールで安くなっていたので下のやつを使っていますが、タブレットの周りが水溶性のフィルムでコーティングされていて素手で触ることができますし、不満はありません。

通常の洗浄は1時間程度で完了

ラクアにはいくつかコースがありますが、通常洗浄の場合は洗浄に1時間、乾燥に1時間の設定となっています。私は庫内に湿気がたまるのが嫌なので、就寝前で時間がない場合には洗浄が終わり次第乾燥は中止して扉を開けて乾燥させています。

そのため、手洗いの時よりも食器洗いの全体での作業時間は長くなるので注意が必要です。

アース線には注意が必要

ラクアのアース線にはY端子(アース線の先にY型の金属がついている)が付いています。賃貸のコンセントでアース接続が線を差し込む形のワンタッチ式の場合には、アース線のY端子ではそのまま使用することができず、以下のようなアタッチメントを購入する必要があります。

事前に使用するコンセントを確認しておき、Y端子が利用できなさそうであれば一緒に購入することをお薦めします。

我が家もラクアの購入時にY端子をどうやってコンセントに接続すればいいのかわからず、15分ほど調べる羽目になりました。。

コードのY端子部分を外して金属部分をワンタッチ式部分に差し込んでもきちんと接続されていればアース対策としては問題ない、という記事も見たのですが、水回りの家電ですしきちんとアース接続ができそうな変換アダプタを別途購入しました。

まとめ

デメリットをたくさん書きましたが、それでも我が家はメリットに書いたことが大きすぎてまったく後悔はありません。

「大きい」以外のデメリットはあまり問題にはなっていませんし、パートナーと一緒に暮らしていて少しでも家事で言い争いになったりしているのであれば積極的に導入すべき家電だと思っています。

ラクアであれば水栓工事も不要ですし、値段も3万前後と他製品と比較すると購入しやすい値段設定でもあるのでぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

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